介護福祉士の現場Ⅲ

 少し前にご利用者様からのハラスメントについての記事は挙げたが、今回は職員同士のハラスメントについて書こうと思います。

職員同士としてはパワハラ、セクハラ等あげられるが1番横行しているのはパワハラではないだろうか。私も今となってはパワハラだったのではないかと感じることが多くあります。他の職員やご利用者様がいる前で怒ると言えばわかりやすいだろうか。他にも1年目の職員に備品管理の義務を化したのにも関わらず、指導はせずできなかったからと1年目が終わる頃に「あなたできていないから(備品管理から)クビだから」とユニットリーダーから言われることも、生理休暇を取得した次の日に「たるんでいる」とユニットリーダーから言われ、休まないようにする等も当てはまるのではないかと思います。

 係長や介護長以上の役職者が見ていたり録音の許可を取りに行っても「愛のむちだよ」「相手の人権があるから」と言われてしまう事もあります。私もそうでした。その時私が感じたことといえば、『私の人権は侵されてもいいのか』『私の人権の方が先に侵されているのに相手の人権ばかりが大切なのか』ということです。ただ管理者としてはどちらが先に人権を侵したかではなく、そこの職場でハラスメントがあるということを公にされたくない、という心理が働いている為なかったようにしているところが多いという実態があります。そうなっている場合は迷うことなく労働基準監督署へ行くことをお勧めします。忙しさや正常な判断が出来ていないことも考えられますが、是非ともそういう風になる前に、なっていてもこの記事を読んで「労働基準監督署へ行こう」と思っていただけたら嬉しいです。