夜勤

特別養護老人ホームで働く職員としては夜勤の仕事は付き物だろう。形態は施設によって異なり、準夜勤と深夜勤と分けている所もあれば、通しで16時間前後の夜勤を取り入れている所もある。私の働く所では通しで16時間前後の夜勤を取り入れている。ユニットで1ユニット10人のご利用者様がおり、夜勤帯は2ユニット20人のご利用者様を1人でオムツ交換やトイレ誘導、起床介助を行う。特に起床介助の時間帯はドタバタである。人を相手にしているが故に時間通りには行かないもので朝食ギリギリまでかかることもある。ただ伊達にこの世を渡り歩いてきた人たちばかりなので色々と教えて貰えることがある反面、時間に追われ職員が少ないとどうしても言えずに我慢してしまうご利用者様がいるのも事実だ。それを無くしたいと思っていても介護職をよく思わない一般の方がいることや施設内でも職員同士やご利用者様からの嫌がらせがあるのも事実で。私一人の力ではどうすることもできないのは百も承知だし、私自身介護職を続けていくべきか考えさせられている。この答えは見つけられないような気もするし、同調できる人が少ないのだろう。変えることができなくても誰かの力になれるのであれば・・・と思う。